再建築不可物件を売るなら買取専門業者で!
再建築不可物件のような訳あり物件を処分したいときには一般的な不動産とは異なるので、買取専門業者に依頼するとスムーズです。
再建築不可物件とは、建築基準法の要件を満たしていないため建て替えや増築が認められていない物件のことです。
すぐに退去しなければならないわけではありませんが建物が老朽化したり、自然災害などで倒壊したりしてしまった際にも、建て替えができないためとてもリスクが高く、一般的にはなかなか「売れない」物件という扱いになります。
再建築不可物件が売れにくいのは他にも理由があります。
- ■再建築不可物件は金融機関の住宅ローンがおりにくい
- ■暮らしやすい住居にするためのリフォームに、高額な費用がかかることが多い
(物件の状況によっては、工事の際の足場が組めないなど、リフォーム業者の手配が難しいこともあります)
仲介で購入希望者が現れれば高額で売れるというメリットはありますがかなり要件が厳しいのが現実です。
(もし希望者が現れたとしても金額が上がれば上がるほど、それだけの金額を用意しなければならなくなるため、ハードルも上がってしまいます)
また不動産業者に相談する場合であっても一般的な不動産業者もなかなか買取はしてくれません。
買取を引き受けてくれるのは再建築不可の物件を得意としている買取専門業者のみです。
ですので、再建築不可物件を処分をお考えの方は、再建築不可を得意としている不動産買取会社に相談することをお勧めします。
なぜ買取専門業者がいいの?4つのメリット
再建築不可物件について買取専門業者に依頼することは具体的なメリットもあります。
実際にメリットを知っていただくことで買取専門業者へ依頼することの満足度も高まることと思いますので
ここでは主なメリットを4点紹介します。
すぐに現金化できる
買取専門業者に依頼する一つ目のメリットはすぐに現金化できることです。
物件の状況や業者の対応方法によってスタンスは異なりますが、査定見積もりの依頼から、最短で数日~1週間程度で代金が振り込まれることもあります。
仲介で不動産を売却すると、たとえどんなにスムーズに手続きが進んでも手続きや引き渡しなどにより、2か月間程度はかかってしまいます。
手元の現金を増やしたい方や、物件を早く処分してしまいたい方にとっては買取専門業者との非常にスピーディーなやり取りが、大きなメリットになります。
買取業者は現況のままで買取してくれる
築年数の古い物件の場合、売却したり長く住みやすい住居にしたりするためにはリフォームやリノベーションが必須です。
再建築不可物件の買取専門業者は運用のプロフェッショナルであり、リフォーム工事のノウハウやコネクションを持っているためリフォームのことを気にせず現況のまま処分することができます。
仲介で物件を高く売ろうと思ったら、手続きを取る前に自身でリフォーム工事の手配をする必要がありますが、その場合には、以下のような問題・疑問が生じます。
- ■どの業者に依頼すべきか?
- ■どのような内容の工事を依頼すべきか?
- ■法律上どこまでの工事が認められ、どこからがNGとなる(=改築となる)のかがわからない
また、物件の状態によっては「足場が組めない」とリフォーム業者から工事を拒否されてしまったりリフォーム費用が新築物件を購入できるほど高額になってしまったりすることもあります。
買取専門業者に対しては現況のまま買取を行ってくれるので、このようなリフォーム・リノベーションに関するリスクや手間がなくなり査定金額がそのまま手元に残ります。
空き家の状態が続くのを防げる
再建築不可物件では空き家の状態が続いてしまうことは以下のデメリットにつながります。
・建物が老朽化しやすくなり、物件の価値が下がってしまう
・火災や自然災害などで建物が倒壊してしまったときに、建て直しができなくなってしまう
→建て直しも土地の処分もできない最悪のケースになる!
・さらに空き家状態が続くと、ゴミを不法投棄されたり雑草が生い茂ったりして外観も悪くなってしまう
買取専門業者に依頼をすると契約の完了後に速やかに引き渡しがおこなわれるので、空き家状態が続くことによる、デメリットを心配する必要がなくなります。
高く売れる可能性が高い
再建築不可物件を得意とする買取専門業者は再建築不可物件の取り扱いのプロフェッショナルです。
他の業者に比べて、再建築不可物件を効果的に運用するノウハウを持っているため、現実的な選択肢のなかでは、もっとも高く売れる手段です。
例えば、再建築不可の物件であっても、近隣の住宅の方々との交渉や綿密な調査などによって、再建築可能な物件にすることができる場合があります。
専門的な知識と時間がかかる作業ではありますが買取専門業者は、買取後の運用を見越して物件の評価をおこないます。
そのため、一見利用価値がなさそうな物件でも予想以上の査定額になることがあるのです。
買取専門業者の探し方!
再建築不可物件を売るには、買取専門業者への依頼が理想的であることがお分かりいただけたかと思いますが
では、買取専門業者はどこで探せるのでしょうか?
一般的な不動産業者と違ってなかなか街中でも目に止まらないのではないでしょうか?
ここでは、買取専門業者の探し方について解説します。
査定見積もりは複数社への依頼が基本!
基本的に、再建築不可物件の査定依頼をする際には複数社に依頼するようにしましょう。
その理由は以下の4点です。
- ①素人目には同じように見える物件であっても、業者によって扱いが得意な物件の種類やエリアなどが異なるため、査定額に大きな違いが生じることがある
- ②複数の査定額を見比べることで、金額を比較し納得できるところに買取依頼する
- ③複数の業者・担当者に対応してもらうことで、業者の対応の良しあしを確認できる
- ④査定額の根拠を複数の業者に聞くことで、ご自身の物件の特徴や価格の根拠を、客観的に知ることができる
ご自身が損をしてしまわないように保険をかける意味でも複数の業者に査定を依頼することが理想的です。
現況のまま専門業者に相談した方が効率的!
査定を依頼する際には「少しでも見栄えを良くした方が良いのでは・・・」とリフォームや清掃を考えられるかもしれません。
しかしながら、清掃はともかくリフォームはせずに現況のまま査定依頼や相談をした方が結果的に得する可能性が高いです。
というのも、上述の通り買取専門業者は、購入後の運用についてもプロフェッショナルだからです。
リフォームについても個人で個別に依頼するよりも安い価格でニーズに合った工事が実施されるため、物件を売りたい時には現況のまま専門業者に依頼するのが効率的です。
一括査定サイトを活用すべし!
再建築不可物件の業者は国内にそれほど多くあるわけではありません。
一般の不動産業者のように、一件ずつインターネット検索で探そうと思ってもなかなかご自身の希望にマッチした業者を探すのは難しいことでしょう。
そこで活用したいのが、一括査定サイトです。
一般的な不動産の一括査定サイトとしては「LIFULL HOME’S」や「イエウール」などが有名ですがその「訳あり不動産」ヴァージョンといったところです。
つまり、再建築不可物件などの訳あり物件の買取専門業者だけを集めた、査定サイトのことです。
具体的なサイト名称としては「お困り不動産どうする?」です。
「お困り不動産どうする?」は
業界初の訳あり不動産一括査定サイトであり
住所や不動産の事情(再建築不可や底地など)、物件の面積など
簡単な情報を登録するだけで利用できます。
利用料は完全無料で、再建築不可物件に困っている方は、一度Webサイトをご覧いただけたらと思います。
現地調査を依頼すべし!
不動産業者に買取査定を依頼する際には、登録情報からおこなう「簡易査定」と不動産業者が現地に赴いておこなう「現地調査」があります。
結論からいえば、再構築不可物件の査定入りをする際には、現地調査の実施がおすすめです。
なぜなら、現地調査をすることにより、物件の詳細な状態を確認することができ、より厳密な査定額を算出することができるためです。
時には現地調査をすることで、査定額が大幅にアップする場合もあります。
買取専門業者を選ぶ5つのポイント
エリアにもよりますが「お困り不動産どうする?」で再建築不可物件の取扱業者を検索すると多数の業者がヒットすることがあります。
多くの業者がヒットすることは、選択肢が増えるという点でとてもありがたいことですが、どの業者に依頼したらよいかわからなくなる、といった問題も発生させてしまいます。
いっそのことすべての業者で査定を出すことも・・・との考えはどうでしょうか?
この場合、業者とのやり取りが非常に煩雑になってしまい、結果的に手続きの効率が大きく下がってしまいますよね?
ですので、このページでは「お困り不動産どうする?」でヒットした多数の業者をどのように絞るかについて解説します。
業者の対応エリア
最初にチェックしたいのは、業者の対応エリアと所在地です。
もちろん「お困り不動産どうする?」では、入力した情報にマッチした業者のみが検索されるシステムを導入していますが買取希望の物件に、業者の所在地が近ければ近いほど「土地勘」のある業者であることが期待できます。
決定的なポイントとまでは言えないまでも少なくとも業者選びの一つのポイントにしていただけると思います。
「お困り不動産どうする?」では業者の一覧を検索した際に、業者の住所も一緒に表示されるので「最寄りの」業者を探す際にも、とても便利なサイトです。
不動産業者の規模や実績
続いて、不動産業者の規模や実績も業者選定の一つのポイントになります。
特に実績については不動産業者のノウハウや運用のうまさに直結する可能性もあります。
一括査定サイト「お困り不動産どうする?」では、業者の内容をまとめた「詳細ページ」が設けてあります。
業者からのメッセージ・強み・資本金・従業員数・創業年数などが一目で確認できるので、業者選定の参考にしていただけます。
対応の丁寧さやレスポンスのスピード
実際に問い合わせた後の対応の良しあしは業者の安心感を大きく左右します。
また、丁寧かつ迅速に対応をしてもらえると大切な顧客として扱われている印象が強まるのでとても気持ち良く感じられるものですよね?
一括査定をしたときには複数の業者と並行して、やり取りを続けることになるので対応の良しあしについても比較しやすいかと思います。
査定額・入金までの期間
査定額については、大半の方が最も気にされている部分ですので、言及するまでもないところですが、意外と見落としてしまいがちなのが入金までの時間です。
特に早急に現金化したい方にとっては、入金までの期間は非常に重要です。
契約が完了したら「最短でいつ支払いが可能なのか?」ということを確認してから手続きを進めるのが理想的です。
不安な場合は2~3社から始めてみるのも可!
手続き方法についての説明を見るのと実際に手続きを進めるのとは全くの別物です。
ですので
まずは実際に登録してみるのが、最も分かりやすい一括査定サイト活用法の習得方法ということになります。
この時、最初から4社・5社と登録すると、サイトの使い方自体に慣れていないにもかかわらず業者からの問い合わせや確認の電話が入って、余計に対処方法が分からなくなってしまう可能性があります。
従って、いったんは2~3社程度の登録に絞り査定や相談の流れを確認してみると良いと思います。
そして、サイトの使い方や不動産業者とのやり取りに慣れてきたら必要に応じて、登録業者を増やしていく
といった形をとることで、スムーズにサイトの利用法に慣れていくことができます。
まとめ
再建築不可物件のような特殊な事情のある物件は、一般的には少し売れにくい物件です。
この記事で紹介した通り訳あり物件の買取専門業者を利用することで「売れない」という問題だけではなく売り主の方にとっての、さまざまな問題を解決することができます。
再建築不可物件の買取を依頼する際には
・訳あり不動産専門の買取専門業者が多数登録
・業界初の訳あり不動産一括査定サイト
・査定する業者をワンクリックで選べる
といった特徴をもつ「お困り不動産どうする?」で、ぜひ物件近くの不動産業者を探してください!
監修者:ドウスル株式会社 代表取締役 村田 大介